8月24日(水) 八雲住区センターにて、西部地区にあるマンション
などの集合住宅の管理組合の理事や、管理人の方々、また懇談会の
内容に関心を持たれた住民や管理会社の職員などにお集まりいた
だき、今年度第1回目の懇談会を開催しました。
西部地区には大小多くのマンションと集合住宅があります。その
中から比較的高齢者が多く居住されている棟を抽出し、管理人や
管理組合役員の方々の協力を頂いてお声掛け致しましたところ、
8カ所11名の方がご参加くださいました。
今回の懇談会でも「ゴミ屋敷化している住民とのコミュニケー
ションのとり方」「緊急連絡先の入手と個人情報の壁」「ひとり
暮らしの高齢者への安否確認」「いま住んでいるマンションで
将来、足が不自由になった時には」など、年々高齢化が進行する
集合住宅における、悩みや心配の声が挙がりました。
<懇談会の様子。「今のマンションにずっと住み続けたいので、足腰が不自由に
なる前に参考として話を聞いてみたい」という住民の方もおられました>
懇談中、話題に挙がった困りごとについて、他の管理組合の
役員の方から経験による具体的な助言となる発言が得られたり、
包括職員から実際の事例に即した情報提供を行ったりと、活発
な意見交換が行われました。
包括職員からは、目黒区の高齢者施策(ひとりぐらし等高齢
者登録、非常通報システム、介護予防講座など)や、包括の出張
相談についての説明も行いました。
今回も会合終了後、あるマンションの理事長より「うちも高齢
化が進んで色々な問題が出ている。住民向けに区の高齢者向けの
冊子が欲しい。」「独居の方にはひとりぐらし登録を勧めて、
緊急連絡先を行政に登録しておくように伝えたい。」といった
要望が挙がりました。
別の参加者からも「他の集合住宅の取り組みや助言を聞けて、
とても参考になった。」「また次も参加したい。今度は○○の
テーマにしてほしい」などの感想やご意見を頂戴しました。
今後も定期的に住民の皆さまと懇談の場を設けて、地域の見守り
ネットワークを拡大してまいります。ご参加ありがとうございました。