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2022.07.22
大橋えのき園お知らせ活動日記大橋えのき園
大橋えのき園は駒場野コミュニティで生きる
近所の商店やスーパーで買い物をしたり、創作活動の素材に使う牛乳パックは保育園や地域の皆さんからいただいたり、駒場野の「お祭り」や「マルシェ」に参加したり、大橋えのき園はコミュニティのなかで生活しています。 「あそこは何をしている施設なの?」 かつては地元でも、大橋えのき園のことを知らない人がたくさんいました。それは「マンションの隣人を知らない問題」と同じです。大橋えのき園には、社会や地域のみなさんのサポートがあると生活しやすい方が多いので、地域コミュニティでの《共助》は自立生活の環境を整えるために大切なこと。日々の生活プログラムを開発するときには、そういった思いを込めています。 毎週、みなさんが楽しみにしている「買物体験」プログラムでは、近所のコンビニや商店、スーパーに出かけています。自立生活に向けて取り組んでいる、お金を支払う「買物」の体験です。そして、「自分で選ぶ」という意思決定につなげる大切なプログラムです。いつも出かけている馴染のお店なので、店長さんや店員さんとも顔なじみ。お会計でのやり取りがゆっくりでも、笑顔で話しかけていただけるから安心して買物することができます。いつもありがとうございます。 生活は小さな意思決定の繰り返しです。しかし生活のいろいろな場面でサポートを受けることが多いと、「○○をしたい」「○○ではなく△△を使いたい」「○○を食べたくない」という意思の主張が弱くなってしまいがち。ですから大橋えのき園の職員たちは、些細な事でも本人の意思を確認するようにしています。だから、みなさんの買い物を急かしたりはしないのです。 「お祭り」や「マルシェ」で地域の皆さんと一緒に行事を作り上げることから、近所の顔見知りが少しずつ増えてきました。散歩や買物に出かけたときには、「こんにちは」とすれちがう方と挨拶することがあります。そのようなとき、私たちは駒場野コミュニティで生きているのだなと、うれしい気持ちになります。 ご近所のみなさん、これからもよろしくお願いします。
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