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「火災発生!!　初期消火に失敗しました。
   避難してください」

館内放送の合図でグループごとに屋外へ退避します。イレギュラーな事態を理解するのに時間がかかる方もいます。いざ本番というとき、気持ちが混乱してその場から動けなくなってしまわないように繰り返しの練習が大切です。

所属グループの変更、職員の異動がありました。新しいグループではじめての避難訓練でしたが、滞りなく避難することができました。

みなさんは学生の頃から避難訓練を経験しています。楽しいイベントという印象があるようで、避難訓練の予定を知るとソワソワしてしまう方も。

訓練に恐い印象があると、本番ではもっと怖がってしまうので、ワクワクしながらするほうがいいですね。

大震災では福祉避難所が開設されます。大橋えのき園にも防災倉庫があり、その日のために備えています。しかし災害はいつどこにいるとき発災するかわかりません。ですから家庭での備えも整えておきましょう。長期間の停電や断水でも生活できるように、最低3日間分の備蓄が推奨されています。

とくに医療面では、お薬手帳のコピーを避難カバンに入れておけば、いざというとき服薬しているお薬が分かります。室内が散らかってしまい、薬がなくなってしまったときお薬手帳のコピーがあると、避難所の医療支援で新しく薬を入手できることがあるからです。

備えあれば憂いなし。今年度はあと3回の避難訓練を予定しています。みなさんと少しの緊張を楽しみながら経験を重ねていきます。