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福祉生活のサーキュラーエコノミー（循環型経済）に取り組んでいる大橋えのき園は、落語「目黒のさんま」にちなんだ目黒のローカール行事（区民まつり）に参加します。

 目黒にさんまを届けてくれるのは姉妹都市である宮城県気仙沼の有志グループです。開催前日に水揚げされたばかりの新鮮サンマを満載したトラックで駆けつけてくれます。この「炭火焼きさんま」があまりにも有名な「目黒のさんま祭」のほか、ふるさと物産展、子ども広場など、目黒川沿いの区民センターや田道小学校を中心に開催する地域最大の行事です。

 この「目黒のさんま祭」で、大橋えのき園は池尻三宿界隈の皆様からご好評いただいている手作りミートソースのほか、ガラスアクセサリーや手すきのペーパーアイテムなどクラフトワークス（手作り雑貨）を販売します。

 食品部門からでてきた玉ねぎや野菜の皮は紙漉きの材料として使われています。また紙漉きのパルプ材料となる牛乳パックは地域の保育園から提供されています。そして紙漉きのワークショップに保育園児が参加する循環型の地域生活が広がっています。これまさに世界が注目するサーキュラーエコノミーの福祉生活版です。

 このような思いを込めてクラフトワークを展開している大橋えのき園ですが、区民まつりは一日楽しめる地域行事です。目黒のさんま祭りコーナーのほか、地域の名産品がふるさと物産展、段ボール迷路の子ども広場、新作落語コンテストなど盛沢山。ぜひ遊びにいらして、楽しい休日をお過ごしください。